フリーダイビング
とんだ勘違い!?から始まった私のフリーダイビング人生
フリーダイビングのソフトとハード
国内でフリーダイビング人口がボチボチ増え始めて、ダイビング器材メーカーがフリーダイビングのアイテムを発表しだした。フリーダイビング用品のメーカーは日本では馴染みがなくて海外から個人輸入をするしかなかったんだけど、日本にあるダイビングメーカーが国内でも取り扱いを始めてくれている。
SSI/maresはフリーダイビングの教育プログラムをSSIが整備して、maresが器材をつくるという従来の形をそのままにHEADグループとしてソフト面ハード面の両方の供給をしていて、これは世界でも類を見ない理想の形といってもいいんじゃないかと思う。
条件が揃った
SSIでは数年前から国内でもフリーダイビングコースを始めていて。2018年ごろBASICフリーダイビングインストラクターのコースが沖縄で開催されたときは、いろいろな事情で参加できなかったけど、パソコンやゲーム機もそうだけどハードとソフトの両方が充実したものだけが伸びていくわけで、その当時はmaresのハード面の供給が遅れていてそれほど大きな市場になることもなかったと思う。そんな中、maresがフリーダイビング用の器材をカタログ掲載し販売を始めたから、いよいよ国内でもフリーダイビングが広がる条件が揃ったんです。
SSIからのお誘い
2020年に、SSI FreeDiving LEVEL1のダイバーコースが開催されるという案内が来た。
聞くと最低10m~最大20mの範囲でのトレーニングらしい。20代の頃、スクーバーダイビングのインストラクターになるために10mの素潜りの項目があったし、素潜りは大好きだ。まだ、世の中が寛容だったころその日の食材を求めて潜ってた頃もあった。
ハード面の販売をするにはやはりソフトを理解し自分自身もスキルを身に着けてこそ説得力があるんじゃないかという思いが「57歳だけど何とかなるか」という気持ちにさせた。実際参加したら私よりも年齢が大きな方々が半数以上だったのには驚いたけど(^^;
西伊豆の某所に集まったメンバーはSSIのトレーナーたち。みなさんフリーダイビングの経験は私よりあって、既にBASIC FreeDivingのコースを開催している方もお見えで、この時点で少々遅れ気味。そんな状況でスタートし、実際やってみると、素潜りでもないしスキンダイビングでもない。全く別次元のものだった。
LEVEL1
コースは学科、プール、海洋の構成。学科講習は最終テストのみを残し、デジタル教材を事前に終了した状態でリモートで完了し、実技当日はプールからのスタート。まずはプールサイドで柔軟から。内容はヨガのストレッチ、呼吸方法。担当インストラクターはヨガのインストラクターでもあり説明の一つ一つがフリーダイビングの呼吸につながっている感じ。
続いて足の着く浅いプールで、ダックダイブ、ロングフィンでのキック方法、水中姿勢、バディシステムなど基本中の基本とブラックアウトしたバディのレスキュー方法、アームストロークでの泳法など。
フリーダイビングでは最初の一歩といってもいい、息こらえの手順。適切な呼吸、身体的なリラックス、浮上、リカバリー呼吸のテクニックでスタティックアプネア。水平方向に泳ぐダイナミックのスタートからの中性浮力。安全な浮上とリカバリー呼吸。ダイナミックのターン。これらを覚えたらLEVEL1認定条件のダイナミックダイブ30mを経て海洋へ。
海洋では、ダックダイブ、フィンキック、姿勢、ボトムターン、浮上細かな注意点を確認しつつ、コンスタントウエイトで10m以上のフリーダイビングとアームストロークだけでの浮上、マスク無しでの浮上、ブラックアウトレスキューなどを練習しすべてのスキルができるようになって認定です。
覚えるスキルもたくさんあって、ちょっと大変だっけど、何とか皆と同じメニューをこなし無事にLEVEL1認定をしてもらった。
その翌月にはLEVEL2があり、参加することが既定路線のような雰囲気で断れない自分がいて、結局受講することになった。ここまでくると、さすがに素潜りとは全くの別物で、いやぁ、、、さすがに大変だったなぁ。。。何とか認定してもらえた感じ。
フリーダイビングという性質上、一人でのトレーニングはできない。かといって近くに一緒にトレーニングをするバディもいない。ぶっつけ本番。
何が一番大変かって言ったら耳抜き。普段のスクーバダイビングだと顎を動かしたり鼻をふさいでバルサルバで抜くんだけど、これだと大隔膜を上下に動かすからそれなりに力まないといけなくて、15m超えると肺が小さくなってきて力み切れなくなってくる。まぁ圧力かかって耳抜きの回数も減るんだけど、それでも大変なことには変わりなくて。
実は、そんなに力まなくても耳抜きができるフレンゼルっていう方法があるんだけど、長年バルサルバでしてたからどうしてもうまくできない。
これ以上はフレンゼルが必須のスキルになる。これができない私は20mが限界。。。
時間を見つけてはプールで練習するんだけどなかなか習得できない。
でも諦めるわけにはいかない。
なんでって今、LEVEL1インストラクター受講中だから。
ここに至るまで、LEVEL1、LEVEL2、BASICインストラクター、トレーニングテクニックのコースを受講してきて時間も費用もかかってる。
だから必ずLEVEL1インストラクターの認定を受けるまでは時間がかかっても必ずやり遂げるって決めたから。
幸い?なことにLEVEL1インストラクターに合格してもすぐにはコースを開催できないことになっている。
SSIの基準でBASICフリーダイビングのダイバーコースを25人認定してからでないとLEVEL1のコースは開催できないことになっている。
なので、今はBASICフリーダイビングコースを開催して、フリーダイビングを始めたいと思っている人たちと一緒に上を目指していこうと思ってる。
ある程度人数が増えたら、FUNフリーダイビングやトレーニングのための練習会を開催しようと思うし、
20mくらいまでなら夏の間は越前海岸でできる場所があるから。一緒にやりませんか!?もちろん獲物は無しで(^^;
◆BASIC FREE Diving◆
フリーダイビングは、年齢に関係なくだれでも、適切な器材と適切なトレーニングを楽しむことができる刺激的なアクティビティです。どんなところに住んでいても、フリーダイビングは1年を通して楽しめます。探索するところは、美しい海のサンゴ礁だったり、地元の湖や川だったり、フリーダイビングを経験する場所はあなたのすぐ近くにあるのです。(SSI BASIC FREE Divingより抜粋)
このコースで覚えること
第1章フリーダイビングの器材
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適切なフリーダイビング器材の重要性について。
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あなたのフリーダイビングのニーズに合った正しいトータルフリーダイビング器材を選ぶことができる。
第2章フリーダイビングの生理学
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呼吸したいと感じるメカニズムについて。
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フリーダイバーへの圧力の影響について。
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適切な圧平衡のテクニック。
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適切なフリーダイビングの呼吸法。
第3章フリーダイビングのスキル
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ベーシック・フリーダイビングで使用するスキル/テクニックを挙げることができる。
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ブラックアウトやロスト・モーター・コントロールがどのようなものであり、どうやってリスクを軽減するか。
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レスキュー/対処/蘇生のテクニックについて。
第4章フリーダイビングとダイビングの環境
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淡水でのフリーダイビングと海水でのフリーダイビングの違い。
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海洋環境をより深く理解できるようになります。
と、いう内容になっていますが、このコースを受けることで、スキューバーダイビングで早く呼吸を落ち着かせたいとか、普段でも気持ちを落ち着かせたい時とか役に立つから呼吸方法を身に着けられるだけでも価値があると思います!
◆コース詳細◆
◆学科講習◆
お申込後、eラーニング(デジタル教材で自宅学習)後にリモートまたは店頭で行います。(約3時間)
◆実技講習◆
名古屋市内の提携プールで約4時間
◆日程◆
リクエストベースですのでオンライン説明会にて調整しましょう!
◆コース費用◆
・通常コース 33000円(税込)
対象者
最低年齢 10歳以上
25m以上泳げる(泳法問わず)
・経験者コース 27500円(税込)
対象者
スノーケルダイバー認定者
マーメイド認定者
ダイビング認定者(スクーバダイバー以上)
※料金に含まれるもの 受講料、認定料、施設使用料
※料金に含まれないもの 器材レンタル レンタルが必要な場合はご相談ください。
◆チャレンジキャンペーン◆
BASIC Free Diver認定25名上に達するまでのキャンペーンです!
◆キャンペーン価格◆
・通常コース 33000円(税込)を 26400円(税込)
・経験者コース 27500円(税込)を 22000円(税込)
もう少し内容を詳しく知りたい方は オンライン説明会 または 電話かメールでお問い合わせください。
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eラーニングを始めるにはSSIのホームページにアクセスするかSSIアプリをダウンロードしましょう。