BA-CLEAN の抗菌性試験の目的
弊社(株)J-STYLE では、かねてよりBA-CLEAN の素体となる成分である
「天然由来カルシウム成分」(愛知県との共同特許出願品)の抗菌特性につ
いての基礎研究、抗菌性試験を 愛知県産業技術センター、あいちシンクロト
ロン光センター、愛知県食品工業技術センターの協力のもと実施を続けて
参りました。
その研究と試験の結果「ウィルス」 「細菌」 に対して、これまでの常識
とは違う、比類の無い画期的な抗菌作用を確認するまでにいたりました。
特に日常生活での使用を想定した、「有機物存在下」での試験データを確認
するにあたり、画期的な抗菌作用が認められましたので、本資料にてデータ
と共に試験結果をここに報告させていただきます。
JIS 日本工業規格 Z2801 について
Z2801 では抗菌活性を数値化した抗菌活性値が2.0 以上であれば抗菌
効果があると規定されております。基準となる抗菌活性値2.0 以上とは、抗
菌処理のなされていない無加工品の菌数と、抗菌処理されている加工品の菌
数をそれぞれ測定し、抗菌処理されている加工品の菌数が抗菌処理されてい
ない無加工品の菌数より2 桁以上減少したことを意味しています。
(*)JIS 日本工業規格 Z2801
Z2801 は、抗菌性試験方法で定められている試験法です。
試験に用いる細菌は、大腸菌と黄色ブドウ球菌を使いデータを取得いたしました。
■大腸菌
試験片1 ㎠
培養時間 試験片 当たりの生菌数 抗菌活性値
接種直後 対照 1.7x10⁴ -
24 時間 対照 1.9x10⁵ -
試料 <0.63 4.4
JIS Z 2801:2010「 抗菌加工製品ー抗菌性試験方法・抗菌効果」に準拠し以下の条件で試験を行った。
試験菌: Escherichia coli NBRC3972
試験菌液の接種抵: 0. 4mL
試 験 菌 液 の 生 菌 数 : 7. 2X 105/ mL
被膜フィルムの種類: ポリプロピレン
被膜フィルムの大きさと形状:4 0mm角の正方形
被膜フィルムの厚み:6 Oμm
■黄色ブドウ球菌
試験片1 ㎠
培養時間 試験片 当たりの生菌数 抗菌活性値
接種直後 対照 1.1x10⁴ -
24 時間 対照 1.3 x 10⁵ -
試料 <0.63 4.2
J IS Z 2801: 2010「 抗菌加工製品一抗菌性試験方法・抗菌効果」に準拠し以下の条件で試験を行った。
試験菌: Staphylococcus aureus NBRC 12732
試験菌液の接種量: 0. 4mL
試 験 菌 液 の 生 菌 数 :3. 9X 10 5 / mL
被膜フィルムの種類: ポリプロヒ°レン
被膜フィルムの大きさと形状:4 0mm角の正方形
被膜フィルムの厚み: 6 Oμm
BA-CLEAN の特徴